整備
定期点検整備
バスは法律により3ヶ月ごとの点検を義務付けられています。
さらに京成グループでは45日ごと(高速バスは30日ごと)に自主点検を実施。
より高い安全性を確保しています。
故障による運休などで、お客さまにご迷惑をお掛けしないために、
計画的にメンテナンスをおこなう「予防整備」を徹底しています。
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タイヤを取り外し、摩耗や損傷具合をチェック。 分解整備に取りかかります。 |
シャシ部(足回り)のひとつひとつのパーツも細かく点検。 |
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クルマのかなめ、エンジン部分の点検は特に入念に。 | 運賃箱やICカードリーダーなどサービス機器の整備もバスならではの重要な仕事です。 |
車両検査工程
バスの車検整備は12ヶ月ごとに実施します。
お客さまの命を預かるバスですから、整備士は厳しい目で作業にあたります。
当社の船橋整備工場は関東運輸局の指定工場となっており、
運輸局に代わって保安基準適合証を発行する権限を持っています。
- (1)受入検査工程
- 入場後、ブレーキ、ホイール、サスペンションなど、さまざまな部分の状態をチェックします。
- 受入検査は自動車検査員または整備主任者の役割です。
- (2)分解組立工程
- 分解した部品は必要に応じて交換や修理を実施。
万全の状態にしたあと、慎重に組み立てます。 -
小さな不具合も見逃さないよう、慎重に分解・組立をおこないます。 ブレーキ倍力装置を分解してゴム部品などに損傷や劣化がないかを確認。 ブレーキライニングも自社で張り替えます。 摩耗が激しいブレーキドラムは研磨して、制動力を向上させます。 規程のトルク(締め付ける力)で緩みのないようタイヤを確実に取り付けます。 - (3)完成検査工程
- 整備が完了した後に、自動車検査員によって、国の保安基準や社内基準に適合するかどうかの厳しいチェックを受けます。
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リフトを使って車両を持ち上げ、整備状態を検査します。 排気ガスに含まれる汚染物質を測定し基準内であることを確認します。 安全運行に欠かせないヘッドライトの照度や向きを検査します。 テスターを用いて速度計や制動力をチェックします。