車検
整備VEHICLE INSPECTION
バスの車検整備は12ヵ月ごとに実施します。
お客様の命を預かるバスですから、整備士は厳しい目で作業にあたります。
当社の船橋整備工場は関東運輸局の指定工場となっており、運輸局に代わって保安基準適合証を交付する権限を持っています。
1
受入検査工程
入場後、ブレーキ、ホイール、サスペンションなど、
さまざまな部分の状態をチェックします。
受入検査は自動車検査員または
整備主任者の役割です。
2
分解整備工程
分解した部品は必要に応じて交換や修理を実施。
万全の状態にしたあと、慎重に組み立てます。
小さな不具合も見逃さないよう、
慎重に分解作業をおこないます。
ブレーキ倍力装置を分解して
ゴム部品などに損傷や劣化がないかを確認。
ブレーキライニングも自社で張り替えます。
磨耗が激しいブレーキドラムは研磨して、
制動力を向上させます。
規定のトルク(締め付ける力)で緩みのないよう
タイヤを確実に取り付けます。
3
完成検査工程
整備が完了した後、自動車検査員が国の保安基準や
社内基準に適合するかどうかの厳しいチェックを行います。
リフトを使って車両を持ち上げ、
整備状態を検査します。
排気ガスに含まれる汚染物質を測定し
基準内であることを確認します。
安全運行に欠かせないヘッドライトの
照度や向きを検査します。
テスターを用いて速度計や制動力を
チェックします。
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